2013年7月10日水曜日

父が施主になりまして

さて、4月半ば、家族はパン屋が始まることを納得。妹は渋々納得。
卒業設計として本格的に始動し始めました。

普段は父と娘という関係ですが、今回は違います。
施主として、私に依頼してくれているのです。

進め方として、初めはヒアリング。
どんなパン屋にしたいのか、どうしても譲れない点は何かなど、父の思いを具体化していきます。

父は、有りがたいことに娘だからといって遠慮するような性格ではありません。
自分の夢を叶えるためなら、娘であろうと容赦はなしです。

「大丈夫なんだべねぇー。」

と、怪訝そうな表情を見せることもちらほら。
私も、素人ですから、どんとこいとは言えません。けれど、素人なりに出来ることは尽くしたいと思っています。
とにかく、父を説得する毎日です。

ここで、父の要望を少しまとめてみます。

・南側に入り口
・店舗からオーブンが見える
・トップライトがほしい
・店舗よりも、厨房重視
・水回りはしっかり
・風除室がほしい
・オレンジを取り入れたデザイン
・隠れ家のような位置づけにしたい

 などなど、デザインを詰めていく上で、他にもいろんな要求が出てきます。
それをどう具現化していくか、上手くいかないときもありました。しかし、模型を駆使することで、イメージを伝えることができやすくなりました。
こんなに模型の重要さを痛感したのは、4年間で初めてかもしれません。
とは言っても、模型の出来栄えはさほどよろしくありません。本当に建築学科の学生なのか疑われる可能性があるのは間違いないですね。


そんな模型がこちら















ダークブラウンとオレンジを基調としたデザインしていこうと思います。

ここから1か月で、ある程度のデザインを固め、5月上旬に先生と父にプレゼンテーションをしました。
問題となったのは、店舗でのパンの配置。
品数はどのくらい置くのか、パンを置くのにどのくらいの面積が必要なのか徹底して考えなければならないことがわかりました。
それに伴って、お客様をどどのように誘導していくのかも考えます。

さて、どんなデザインになったのか。次回もう少し詳しくお話しします。


 

 

 


0 件のコメント:

コメントを投稿