2013年11月9日土曜日

我が家に警察がやってきまして

開店早々何やらかしたんですか!と言われてしまいそうですが、
人助けならぬ、犬助けをしようとしたまでです。

何のことかというと、完了検査にむけて、こまごまとした作業を行っていたころの話。

父は最近、工事を見ていたり、打ち合わせの電話をしたりと、外にいることが多くなっていました。
ご近所の方も、工事が気になるのか、外に出てくることが多く、ご近所の会話も半年前より増えてきました。

そんなあるとき、4軒となりの幼馴染のおばあちゃんは、犬を連れてやってきたのでした。

「この犬みおぼえねぇが~」

父は見たことがなかったので「ないな~」と素直に答えます。

すると斜め向かいのおばさんが、「この犬はここら辺で見ねな!別なとっから迷い込んできたんだべ!」

となぜか突然会話に参入。

「ちょっと、警察呼んで、飼い主ば探すべ!」

とまで話を発展させてしまいます。
父は、空気を読んでしぶしぶ110番。

これで安心とおもったおばあちゃんとおばさんは、父に犬を任せて帰ってしましました。
なんて勝手な人たち。でもこれが地域を支えるおばあちゃんパワーなのです。

父は見たこともない犬と警察を待つはめになりました。

そんなとき、2軒となりのご近所さんが帰ってきて一言。

「あら、うちの犬逃げ出しったけのが~。みででけでありがどさま~。」

!!!!!!!!

なに?!2軒隣の家の犬だって?

父は内心そう思いながら、
「迷子の犬じゃなくていがったっす~。」
そんなことを言いながら、犬と別れました。

なんてことでしょう。警察が来る前に事がすべて解決してしまいました。

残されたのは、父のみ。

その後、無事警察の方がいらして、全貌を伺い、帰って行きました。

2軒隣の犬の顔くらい覚えておけよ!という警察の方からの声が聞こえてきそうですね。

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