2013年7月25日木曜日

友人にロゴを依頼しまして

今回はパン屋のロゴについてです。

お店に飾るロゴをどうしようか悩んでいました。
私は建築学科に所属しているため、そんなにグラフィックについて、詳しくありません。

素晴らしいことに東北芸術工科大学にはグラフィックデザイン学科があります。とりあえず、友人に相談に行きました。

まず、パン屋の名前は「カラパン」です。父は既にこれしかないと心に決めていました。

カラパンとは、私の自宅のある通りがカラと呼ばれていることから取ったそうです。何故そう呼ばれているのか、父も私も知りません。生まれた時からそうなのです。機会があれば調べてみようと思います。

さて、友人にロゴを考えてくれないかと依頼したところ、快諾して頂けました。

パン屋のイメージカラーでもあるダークブラウンとオレンジを基調としたものにして欲しい、くねくねよりもシュッとしたデザインがいい、読みやすいほうがいい、など要望だらけで若干申し訳なかったです。
しかし、妥協はしたくありません。
ロゴについても、父にヒアリングし、イメージを友人に伝えていきます。

後日、改めて打ち合わせすると、様々な案が上がってきました。

ロゴ案
















率直に、さすがグラフィックを専門にしているなと思いました。
しかし、父と私の欲しいものは無く、再び考えてきてもらうことにしました。

果たして、どのようなロゴになるのでしょうか?
私も楽しみで仕方ありません。


2013年7月24日水曜日

祖父が乗り気になりまして

前回からデザインを詰め、この様な外観となりました。


南面オーニング


トップライト





























オーニングとトップライトが追加されました。

さて、この新しい模型と図面を持って工務店さんに!
と言いましても、お隣さんが工務店だということで、お隣さんを我が家にお招きすることになりました。
そもそも、お隣さんに施工を頼むかどうか迷っている段階でしたので、やんわり話を進めようと思っていました。

ここで、祖父登場です。
父も私も想定外の出来事でした。
祖父はお隣さんに絶大な信頼を寄せています。「よろしくお願いします。」と勝手に言いかねません。
我が家の大ボスは祖父です。
祖父には逆らえないというオーラがあります。困りました。

とりあえず、パン屋が始まることになった経緯をお話しし、図面と模型をお見せしました。
外壁は木材で、トップライトがあって、家具は特注でなどなど細かく説明していきます。
どのような施工方法でいくのかも話を進めていきます。
材料にもこだわりがあるので、仕様書も渡しました。仕様書とはどこにどの企業のどの材料を使うのかを示した書類です。

打ち合わせは順調に進んでいるように見えましたが、要所要所、祖父が介入してきます。面倒です。

対象敷地にある小屋はどうするのか、敷地内に移動するなら植木を抜かなければならないなど、後で話せばいいような話題を放り込んでくるものですから、話の脱線の連続です。
お隣さんも無視するわけにはいかず、小屋は売ったらどうかなどアドバイスしてくれます。

そもそも、頼むかどうか分からないというのにそこまで、話を具体化しないで欲しいです。

なんとか話をまとめ、見積もりを出して頂けることになりました。
それを見てからお願いするのか決めようと思った瞬間。

「んだら、忙しいとは思うげんと、よろしくお願いするなぁ~。」

祖父に先を越されました。
父も私もやられたという表情をしていたに違いないでしょう。

祖父の一存でお隣さんにお願いすることになりました。
後々のことを考えると、地域ぐるみでプロジェクトが進んでいくのは、改めてコミュニティが活性化するのではないかと考え直し、今では、父も私もお隣さんに頼むほうがいいと思っています。
お隣さん、是非よろしくお願いします。



2013年7月10日水曜日

父が施主になりまして

さて、4月半ば、家族はパン屋が始まることを納得。妹は渋々納得。
卒業設計として本格的に始動し始めました。

普段は父と娘という関係ですが、今回は違います。
施主として、私に依頼してくれているのです。

進め方として、初めはヒアリング。
どんなパン屋にしたいのか、どうしても譲れない点は何かなど、父の思いを具体化していきます。

父は、有りがたいことに娘だからといって遠慮するような性格ではありません。
自分の夢を叶えるためなら、娘であろうと容赦はなしです。

「大丈夫なんだべねぇー。」

と、怪訝そうな表情を見せることもちらほら。
私も、素人ですから、どんとこいとは言えません。けれど、素人なりに出来ることは尽くしたいと思っています。
とにかく、父を説得する毎日です。

ここで、父の要望を少しまとめてみます。

・南側に入り口
・店舗からオーブンが見える
・トップライトがほしい
・店舗よりも、厨房重視
・水回りはしっかり
・風除室がほしい
・オレンジを取り入れたデザイン
・隠れ家のような位置づけにしたい

 などなど、デザインを詰めていく上で、他にもいろんな要求が出てきます。
それをどう具現化していくか、上手くいかないときもありました。しかし、模型を駆使することで、イメージを伝えることができやすくなりました。
こんなに模型の重要さを痛感したのは、4年間で初めてかもしれません。
とは言っても、模型の出来栄えはさほどよろしくありません。本当に建築学科の学生なのか疑われる可能性があるのは間違いないですね。


そんな模型がこちら















ダークブラウンとオレンジを基調としたデザインしていこうと思います。

ここから1か月で、ある程度のデザインを固め、5月上旬に先生と父にプレゼンテーションをしました。
問題となったのは、店舗でのパンの配置。
品数はどのくらい置くのか、パンを置くのにどのくらいの面積が必要なのか徹底して考えなければならないことがわかりました。
それに伴って、お客様をどどのように誘導していくのかも考えます。

さて、どんなデザインになったのか。次回もう少し詳しくお話しします。